- Mansaku Ikeuchi
お次のお仕事 : 苦手なセリフの覚え方とラブホついて考える、の巻
昨日のできごと 01/12/2020
どうもどうも。
先日に引き続き次の現場へ。
今年二つ目のお仕事ですな。
しかし2日連続初日はなかなかこたえますね〜。

しかも今回ちょっと覚えづらいセリフがありましてね。
早い段階から台本を読んでしまったので、途中でセリフが微妙に変わったり、付け加えられたりしていて、苦戦してたんですよね。
記憶のメカニズム的には緊張と緩和をサイクルでやるといいなんていいます。
なので徹底的に集中して練習したらしばらく放置し、また練習してを繰り返します。
あと、セリフってなにかしながらいう時もあるんで、他のことしながら覚えるとよかったりしますね。歩いたり、運動したり、料理したりしながらとか。
なんてことを散々試してもまだつっかえたりしてると、だんだん不安になってくるわけですw
オレの頭が悪いのか、セリフが悪いのか。
セリフが悪いに決まってるだろう!
なんてなるといわゆる「苦手意識」が生まれ、その部分が必要以上に言えなくなったりするのです。
仕方ないので前日眠くて訳が分からなくなるまでセリフを繰り返し、一晩寝たら、なんと!
フツーに覚えておりました♪
記憶は睡眠中に定着するといいますからね。
早めに覚え始め、寝かせたり馴染ませたりしながらいいようです。
なんていうのが自分の覚え方ですが、字面で視覚的に覚えてる人もいたり、何回も耳から聴いて覚える人もいるみたいですね〜。
ま、そんな感じで現場に行って、撮影自体は3時間で終了。
シーンの長さはおそらく1分あるかな…
くらい。
こうやって書いてるとなかなかな職業ですねw
ともあれ懐かしい顔に会えて嬉しかったっす。
みなさま、また近々お会いしましょう(`_´)ゞ

というわけでラブホの話。 渋谷のアジト近辺のラブホの話っすね。
なんと上の看板は「RODIN」なのに、下の看板は「RODAN」になっていたって話。
「RODIN」は考える人でお馴染みのロダン。
「RODAN」をググってみたらなんとアメリカで公開されたかあた怪獣ラドン」のポスターが出てきましたw
とここまではインスタやらFacebookに載せたんですが…

なんで『考える人』の彫刻家の名前なんかつけたんだろうなんて考えちちゃいますね〜。
70年代の渋谷には難しい本を読み色々分かったつもりになっている若者が街に溢れていて(勝手なイメージですw)、そんな若者をターゲットにした経営者のおじさんつけたのでは。
なんて思ったりしています。
そもそも『考える人』はダンテの神曲をモチーフにした作品で『地獄の門』という作品の上に備え付けられていた像なんだとか。
「お前らが入ろうとしているのは、ラブホではなく地獄の門なのだ! これぞまさに哲学、わはははは!」
そんなおじさんの笑い声が聞こえてきそうですね(こねーよ)。
と、そんなことを考えながら、集中しすぎてくたびれ果てて、9時くらいには寝ちゃいましたとさ。
ではまた明日。
万でした