- Mansaku Ikeuchi
作業も大詰め:束柱を立てて根太を渡してみる、の巻
2020/12/25
どうもどうも
メリークリスマス!
ということで、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
イケウチは作業と台本に明け暮れる毎日です。
さてさて。
2階への階段と1階のウッドデッキを新しいウッドデッキで繋げてしまおう!
という作業をずっとやってるんですけどね。
前回はヒーヒーいいながら作った基礎の上に、束石(つかいし)を置くところまで進みました。
今回はこの上に束柱(つかばしら)を立て、デッキ材を敷く根太(ねだ)を渡していきたいと思います!

レーザー墨出し器
基礎を見て頂ければ分かるかもですが、作っているデッキは階段状になります。
一段の高さは19㎝。
しかし、どうやって正確に「一段目から19㎝の場所」を割り出すのか。
そんな時活躍するのがこちら、レーザー墨出し器!
この機械がレーザー光線で「一段目から19㎝の場所」をこんな風に示してくれます。

レーザーは地面に対して水平なので、束石からこの光線の間が一段目のデッキの高さとなります。
ここの束石から光線までの高さは45㎝。
そこから根太の厚さ12.5㎝とデッキ材の厚み2㎝を引いた30.5㎝が束柱の長さとなるわけです。

束石の高さがそれぞれ違うのでに柱の長さも1本1本違うんですが、レーザー墨出し器のおかげでなんとか柱の高さを割り出すことができました。
こういう機材がない時代の人達は本当凄いよなあと思いますわ、ホント。
切りだし
柱の長さが分かったので、次は資材の切りだし。
使うのはこんなに太いヒノキの木材ですね。
これは前回ウッドデッキでお世話になった「廻庭舎」さんが今回の作業のために購入してくれていたもの。
これを丸鋸で切って束柱を切りだしていきます。

丸鋸で木を切ると1−2mmの誤差が出るといいますが、これ2本だと4mm
の違いになっちゃいます。
4mmはけっこうでかいですからね。
柱が長すぎたら短すぎたりするとデッキが傾いたり柱の強度が弱くなるのでね。
正確に線を引くとか……

引いた線の内側で切るのか、外側で切るのか、真上で切るのか、みたいなとこにも気を使いたいところです。
でも、そういうのあんまり気にしないという人もいると思います。
これはもう、性格としかいいようがないですね(笑)。

束柱の固定&根太を置いてみる
切り出した柱をポンポンポンと配置。

で、柱の上に根太を仮置きして、水平を計ってみると……

おおおお〜!
素晴らしい!
初めてにしちゃあなかなか大したものではありませんか!

すっかり満足したところで。コンクリ板にコンクリ用のドリルで穴を開け、金属片で束柱を固定。
でもね。
廻庭舎さんが作った方のウッドデッキをよく見ると、こんな金具は使ってないんですよね……
まあ、こうやって失敗しながら学んでいくのが楽しみでもありますが(笑)。

組み上がる束柱と根太
作業を進め、組み上がったのがこちら!
ともかくヒノキの角材が太くて重くて大変だった!
実際に自分でやってみると本職の凄さやどんだけ大変かが分かりますね。
以前ウッドデッキ作ってくれた廻庭舎さん、改めてありがとうございました!

というわけで今回はここまで!
これでだいぶ完成した時が見えてきたのではないでしょうか。
次回は一気に見た目が変わりますんで、お楽しみに!
それではまたまた。
万でした