
Mansaku Ikeuchi
庭いじり家いじり : セランガンバツを幅9メートル分敷いてみる Part1
2020/07/12
どうもどうも。
しかし今年の梅雨はよく降りますね〜。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
早く晴れてくれ、だけど、あんまあついのもいやだよ♪
人間なかなかままなりません。
さてさて。
雨の合間を縫って作業は続いてます。
廻庭舎さんが立派な土台を作ってくれたので、ここからはイケウチ工務店の出番。
土台の上に床板を張り、幅9m、奥行き4mのデッキを作っていきたいと思います!

まずは床材の話。
実はデッキに使う木にも色々種類があるんですね。
ヒノキやレッドシダーは水に強い木材ですが、なにもしないと腐食するので、数年に一度の塗装が必要となります。
一方、ハードウッドといわれる硬くて密度の高い木材も存在します。これはメンテナンスは必要ないのですが、値段が高く、硬いので加工が大変なんだとか。
あと、樹脂でできたデッキ材ってのもあります。見かけはまるで木だけど、耐久性はばつぐん。ただ熱を持つので夏には裸足で歩けないくらい熱くなるという噂が。
色々と考えた結果「セランガンバツ」という木材に決定。
ともかく手間がかからず腐る心配ないのが魅力的だし、ハードウッドの中では一番安いというのもなんだか親しみやすくていいですねw

そんでもって、届いたのがこちら。
長さ4m、幅10.5cm、厚さは2cm。
こいつを庭に運ばなきゃならないんです、丈夫なハードウッドだけあってかなりの重さ。
廻庭舎の菊地さんは板を3枚肩に担いでひょいひょい運んでましたが、イケウチは2枚が限界(翌日は肩が痛くて死にそうに)。

2人で20回ほど往復し木材搬入は終了。
なんか最近は重いものばっかり運んでる気がしますw
セランガンバツはインドネシアの木材で「バツー」というのは「石のように硬い」という意味なんだとか。
色も暖かくキレイ。
そして他のハードウッドに比べたら軽くて加工もしやすいそうです。
さぁ、それではさっそく作業開始!

まずは基準となる1本目を張っていきます。
このあと張るデッキ材は全てこの1本目に準じるので、慎重に張っていきたいところ。
ところがですよ。
家のコンクリ部分が邪魔でデッキ材が奥まで入らない。
角にちょっと出っ張ってるコンクリ部分があって、これも邪魔。

いきなりのイレギュラースタート。
けどやらなきゃ終わらないのでね。
ドラム缶切るために買った新品のグラインダーを引っ張り出してきてコンクリをひと削り。
次に丸鋸でコンクリに干渉する部分を切っていきます。

硬くて切れなかったらどうしようと思ってましたが、問題なく切断できました。
ちょっと隙間を作るのに余裕を持たせ過ぎた感はありますが、、写真で見たらあんまり気にならないのでよしとしますw

1本目が無事に張れたので、続けて数枚。
これが思ったより面倒で、なかなか作業が進みません。
そのあと雨が降り出して、この日は作業終了〜!

板がまっすぐ並んでるだけのシンプルな出来栄えなので、1日あれば終わるかな〜くらいに思ってたんですけどね。
思っていた以上に手間がかかりますね、こりゃw
次回はその辺のことを詳しくお伝えできればと思います。
雨はまだ続くようですね。
みなさまくれぐれもお気をつけください。
それではまたまた。
万でした