- Mansaku Ikeuchi
環境に優しい電力会社を渡り歩いてしまったという話 : CO2排出量ゼロやらなんやら
2020/04/02
どうもどうも。
去年まではエアコンがなく古いパネルヒーターやLPガスの暖房を使っていたせいか、冬場の電気代、ガス代はバカ高く、仕事となると東京⇄湯河原をしょっちゅう往復しガソリン代もかなりの額に。
さらにガス、電気(石油、ガス、石炭が主成分)、ガソリンを使いまくってるから環境にもまるで優しくない。
これはあかんやろ。
というわけでソーラーパネルを設置したのが去年の終わり。

温暖化は前から気になっていた問題だし、せっかくソーラパネル導入したんだから、ここは一つクリーンな電気を使おうじゃねぇか!
と、契約したのがGREENaでんき。
決め手はCO2排出量ゼロの電気を選べることでした。
実はこの「CO2排出量ゼロ」ってのが結構ややこしいんですよね。
電気ってのは「電力としての価値」と「環境に優しい」って二つの価値があり、それは別々に取引されています。
なので、CO2排出量ゼロのプランでも、実際に使う電気はガス、石炭、石油、再エネで作られたいわゆるフツーの電気です。
ただ、メガソーラーや風力発電所から「環境に優しい」って価値を買い上げ、証書を発行してもらうことで、自分が使ってる電気は「環境に優しい」とみなしてもらえるというか、名乗れるようになるというか。
排出量取引と考え方は一緒で多少のマユツバ感は拭えませんが、少なくとも再生エネルギーを推進するお手伝いにはなるのではないかと。
つーか一般の人間がすぐに起こせるアクションってこれくらいのような気もするし。
このGREENaでんきさん、値段は東電とかの大手電力会社とほぼ同じです。
乗り換えるだけで金額は変わらず、CO2排出量は(みなしですが)ゼロになります。
そんなGREENaでんきなんですが、わけあって解約(違約金とかなし)しちゃったんですよね。
その原因がこちら。

EVのリフやんですな。
ソーラパネルで作って、余った電気をEVに貯めればガソリン代タダじゃん!
と、調子に乗って買っちゃたEVですが、雨や曇りの日、電気の消費量が多い夏や冬にはソーラパネルは発電しません。
そういう時には電力会社から電気を買って充電しなきゃならない。
しかしGREENaでんきさんは値段設定が東電とまるで同じなんですね〜。
東電は電気の使用量によって第一から第三段階まで料金が変わります。
イケウチのようにEVを家で充電すると必然的に一番高い、1kw30円札という値段で買わなきゃならなくなる!
なんか思ってとのと違う!
そこでイケウチが目をつけたのがこちら!
ここもGREENaと一緒でCO2排出量ゼロのプランがあります。
ただ、特徴的なのは電気料金が固定されていないということ。
なんとなんと市場価格に連動しているんですね〜。

上の折線グラフが明日2020/04/03の電気の価格。
この価格は前日に決定されるんですが、価格が30分ごとに変わるのが分かりますかね?
夕方から夜は高く、昼間が激安。
これは需要と供給のバランスで値段が決まるようです。
この価格に16円(電力会社の運営費、送電料金、再エネ賦課金)を足したのが1kwの電気料金。
この日は昼間に車を充電すれば1kwあたり18円で充電できることに。
(ちなみに、EVは1kwあたり7kmくらい走るので、このレートで充電したら1800円で700キロ走れる計算となります。)
そんな自然電力さんからの電気供給が本日始まります〜。
価格変動制ってのもなんか楽しそうだし、電気をたくさん使うって人にはこちらの自然電力のでんきさんがオススメなのかもしれません♪
と、環境に優しい電力会社を渡り歩いてしまいましたが、こうやって選べるのはともかく素晴らしいことです。
温暖化は気になるけど、どうしていいか分からないって人も多いと思いますが、電力会社変えるのは確実に一つの方法なのでね。
手続きや解約もすごく簡単なので、興味のある方は是非調べてみてください〜。
しばらくしたら「〜くらい安くなったよ」みたいなお金ね話もできたらなぁと思いますが、今日はここまで。
ほんではまたまた!
万でした